淡路島手延べ素麺の歴史

淡路手延べそうめんの歴史は天保年間(1830~1843)
に遡るといわれています。

『渡七平』という人が伊勢詣での帰途、
我が国のそうめん発祥の地といわれる
三輪の里を通った際、農家のそうめん作りを見かけ、
2年間三輪に留まって製法を学び、
淡路島の福良に持ち帰ったのが始まりと言われています。

明治の中頃には漁業者の冬場の副業として発展し、
最盛期には約130軒が従事していました。

現在(平成21年現在)では約17軒が製造に従事しています。
皆様は淡路島でも手延べそうめんを
製造していると、ご存知でしたでしょうか?
ご存じなくても、しょうがありません・・・

淡路島民でも淡路島でそうめんを製造している事を
ご存知無い方も沢山いらっしゃいます・・・

なぜでしょう?

理由は色々有ると思いますが、産地の規模が小さく

(平成12年度の実績で全国手延べ麺生産量の約0.5%以下)
生産量が限られているため、なかなか人目につかないのが
主要因でしょうか?

しかし、昔から品質が良くて美味しいと定評があり
品質は全国のそうめん産地の中でも
トップクラスにあるといわれてます。
(その昔、サンフランシスコ万国博覧会で
金牌を受領したこともあります。)

機械化が進む他の大規模産地と違い、
淡路島の手延べそうめんは、現在でも
昔ながらの手作業を多く残した手延べ製法で、
生産者はそうめんにあわせた生活をしています。

一部の料亭や余程の通の方以外、
京阪神でもご存知の方が少ない、
知る人ぞ知る通好みの麺、 云わば『幻のそうめん』
といっても過言では無いのではないでしょうか?